オニヒトデは1匹当たり年5-13平方メートルのサンゴを食べるとされる。町は駆除を潜水士に依頼しているが、商工観光課の山本正文係長は「とても取り尽くせる数じゃない」と悲鳴を上げる。  愛媛県水産研究センターによると、この約30年間で宇和海の年平均水温は0・7度上昇した。  一方、愛南町の北に隣接する宇和島市津島町では06年、沿岸部にサンゴが広がっているのが初めて確認された。市水産課によると30種類以上。ダイバーが「沖縄と比べても大差ない」と太鼓判を押す見事さという。